こんにちは、オカルトライターのもちころです!
突然ですが、ある日いきなり「怪物が出たので音を出さないで生活してください」と言われたらどうしますか?
音を出したら、怪物に襲われてしまう…。そんな狂った世界で生きていけるでしょうか。
今回はそんな「音を出してはいけない世界」で生きる、とある家族を描いたホラー映画『クワイエット・プレイス』についてご紹介していきたいと思います!
もちころ
スリリングなホラー映画に仕上がっているので、未視聴の方はこの機会にぜひ!
目次👻
『クワイエット・プレイス』のあらすじ
本題に入る前に、まずはクワイエット・プレイスのあらすじを簡単に解説していきますね。
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突如、宇宙から怪物が飛来した世界。
その怪物は、目が見えない代わりに聴覚が尋常じゃないくらい発達しており、ほんの少しの足音にも反応して人類を皆殺しにしてきました。
そうして人類はどんどん減っていき、音を立てずに生きる一部の人間しか生きられない世界になったのです。
主人公のリーと臨月を迎えたエヴリン夫妻は、子どもたちと一緒に「絶対に音を立てない」というルールを守って、怪物に怯えながら密かに暮らしていました。
しかし、そんな日々も長くは続かず…。
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「音を立ててはいけない」がテーマなので、終盤になるまで主人公たちはほとんど喋りません。
ホラーライターが解説!クワイエット・プレイスの3つの魅力
もうね、とにかく面白いんですよ。この映画。
〇〇をしてはいけない系ホラー映画の中でも、話の構成も分かりやすく適度にスリルを味わうことができます。
その他の魅力についても、いくつか解説していきますね。
1. 「絶対に音を立ててはいけない」という緊張感を味わえる
この映画のテーマは、なんといっても「音を出してはいけないこと」。
かすかな喋り声や、草木を踏む音にも怪物は敏感に反応して襲いかかってきます。
そんな世界で、絶対に音を立てずに生きなければならない絶望感と緊張感を味わうことができます。
見ているこっちも、「音を出したら殺られる…」と思って黙り込んでしまうレベルです。
2. 危険な状況でも子を守ろうとする親の様子が丁寧に描かれている
外には怪物がいて、頼れる人類ももうほとんどいない…。
移動するにも命がけ…そんな危険な世界でも、この映画の主人公夫婦は我が子を守ろうと奮闘します。
ホラー描写ももちろんありますが、クワイエット・プレイスはあくまで人間の家族がどう脅威に立ち向かっていくのかを丁寧に描写しています。
初見で映画を見た時、必死に我が子を守ろうとする主人公夫妻に思わず感情移入してしまったぐらいですからね…。
単なるホラー映画ではなく、きちんと主人公たちの感情が丁寧に描かれているため、かなりオススメです。
補足説明ですが、主人公家族が生き残っているのは「手話」ができるからです。
主人公たちの娘で、耳の聞こえない女の子と日頃から手話をして会話をしていたので、怪物に襲われずに生き残れたのです。
3. ストーリー構成は至ってシンプル
「この手のホラー映画って、ストーリーも複雑で見てて飽きそう…。」
このようなネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
いえいえ、そこまで複雑ではありません。
むしろストーリーは、かなりシンプルになっています。
音を立てず、どうやって怪物をやり過ごすか…それがこの映画の主軸です。
怪物の正体やなぜ世界でこんなことが起きているのかについては、ちょろっと語られるだけなので頭を使わなくても楽しめます。
「伏線ばかりの難しいホラー映画は苦手だな…」
そんな人に、オススメと言えるでしょう。
続編『クワイエット・プレイス PARTⅡ』が公開予定!
また、2020年の5月には『クワイエット・プレイス PARTⅡ』が日本で公開されます。
前作で生き残った主人公家族の他、新キャラも登場する予定です。
YouTubeで予告映像がアップされていますので、興味のある方はぜひ見てみてください。
▼『クワイエット・プレイス PART II』の公式サイトはこちら
https://quietplace.jp/
まとめ:ここまでスリル満載のサイレントホラー映画はなかなかない
今回は、ホラー映画『クワイエット・プレイス』について解説していきました。
一見B級映画感がありますが、蓋を開けてみたらかなりの神作品でした。(個人の感想です)
こっちも息を止めて見てしまうほど、スリル満載のサイレントホラー映画です。
もちころ
程よい緊張感を味わいたい、既存のホラー映画は飽きた、
そんな人はぜひDVDを借りたりVODサービスを使ってご覧なってみてください!
▼『クワイエット・プレイス』の公式サイトはこちら
https://quietplace.jp/part1/