こんにちは!
オカルト女子のもちころです。
突然ですが、皆さんは「幽霊」と聞くとどんなイメージを抱きますか?
「黒髪ロングで白いワンピース(服)を着ている女性、そして足がない」、そんなイメージを持っていませんか?
では、なぜそのようなイメージを我々は持っているのでしょうか。
今回の記事は、日本独特の幽霊のイメージとその成り立ちについて解説していこうと思います。
なぜ日本の幽霊には「足」がないのか?
まず、多くの人が疑問に思うのが「なぜ日本の幽霊には足がないのか」という部分です。
海外の幽霊やおばけって大半は足がありますよね?
けれど、日本の幽霊にはなぜか足がないというイメージになりがち…。
これって何か理由があるのではないか?、そう思った方も多いと思います。
実は、日本の幽霊に足がないのにはれっきとした理由があるのです。
それは、江戸時代の絵師「円山応挙」が描いた絵(反魂香之図と呼ばれる作品)に幽霊の足が描かれていなかったことに由来しています。
▼円山応挙が書いた『反魂香之図』
出典:https://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/1107/163/html/at_08_o.jpg.html
この絵は、亡くなった奥さんが応挙の前に現れたときに書かれたものだそうです。
足が描かれなかった理由には諸説あって、
- 絵を描いている途中に墨を切らしてしまった
- 焚いていた反魂香のせいで足が見えなかった
などと言われています。
この『反魂香之図』が後世に影響を与え、「幽霊=足がない」というイメージが定着したと言うわけです。
焚くとその煙の中に死者が現れると言われている伝説上のお香。
「黒髪ロングで白い服の女性」というイメージはどこからきたの?
続いて、日本の幽霊はなぜ「黒髪長髪・白い服・女性」のイメージが強いのでしょうか?
実はそのイメージが定着したのには、色々な理由があると言われています。
その一つが、死者による思い込みと言う説です。
先述した円山応挙の『反魂香之図』以外でも、黒髪ロング×白服の女性の幽霊が描かれた作品は数多く存在します。
それを生前に見た死者が「ああ、死ぬとこんな感じで化けて出るんだな」と無意識に思い込んでしまい、結果として貞子みたいな姿で現れているのではないか、と言われています。
円山応挙が生きていた江戸時代と言えば、女性の髪は非常に長く、亡くなったら白装束を着せて弔う風習がありました。
それらの要素がうまく組み合わさったことにより、日本の幽霊=黒髪ロング×白装束の女性というイメージが出来上がったと言われています。
近年、幽霊のイメージは変わりつつある
前述した「黒髪ロング×白装束×足がない」という幽霊のイメージですが、近年ではそれが変わりつつあります。
お盆の時期に帰ってくる身内(祖父母や先祖など)の霊は、生前とほぼ変わらない姿で現れると言いますし、
死んだことに気づいていない幽霊達も生前と同じ服装で現れるとされています。
今まで私達が抱いてきた幽霊に対する固定概念は、年月が経つにつれて徐々に崩れつつあるのですね。
ただし、生前に強い恨みを抱いて死亡した霊は、相手を恐怖させるためにわざと恐ろしい姿で現れると言います。
幽霊が持つこの世の未練の強さによって、姿や形はある程度変わっていくということですね。
まとめ:私たちが持つ幽霊のイメージは、江戸時代にルーツがあった。
本記事では、日本の幽霊のイメージとその成り立ちについて解説してきました。
私たちが抱いている「黒髪ロングで白い服の足がない女性」という幽霊のイメージ像は、江戸時代にルーツがあることがわかったと思います。
幽霊について色々と調べている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
またのお越しをお待ちしております。