出典:映画『シャイニング』(C)AFLO
皆さん、こんにちは!たかなし亜妖です。
年末ですが魔界には帰らず、人間界で年を越そうと思っています。笑
さて、皆さんは『シャイニング』というホラー映画をご存知でしょうか?
現在『ドクター・スリープ』という映画が上映中なのですが、実は上記作品の完結編なんです。
脅かし要素があるわけではないのに、ジワジワと怖い…。
そんな「シャイニング」について、今回はご紹介できればと思います!☆
1980年に公開された伝説のホラー映画『シャイニング』
#シャイニング
「ジャケットにも採用された、この映画の象徴ともいえる『叩き割ったドアの裂け目から顔を出したジャック・ニコルソンの狂気に満ちた表情』を撮るためにキューブリックはわずか2秒程度のシーンを2週間かけ、190以上のテイクを費やした」。まさに狂気。 pic.twitter.com/qljXQzEDXU— Saitoh Masaya (@MS3110) November 25, 2019
非常に名高い映画ではありますが、公開は1980年と古め。
「It」「キャリー」「ミザリー」でよく知られるスティーブン・キングの小説を元に、映画が製作されました。
監督はあのスタンリー・キューブリック。
「時計じかけのオレンジ」「フルメタル・ジャケット」等で知られる凄腕監督ですね。
この二人がタッグを組んだ作品だからこそ、より有名になったのでしょう。
スティーブン・キングと言えばホラー作家でありながら、どこかミステリー&スリラー要素を含んでいる作品が特徴。
「化け物が続々と登場する怖さ」ではなく、「気味の悪い怖さ」「居心地が悪くなる怖さ」を与えてくれる名作家です。
冒頭から不穏な空気が漂うストーリー構成
舞台はロッキー山上にあるホテル。
豪雪により冬は閉鎖されてしまうホテルに、主人公のジャックが足を踏み入れます。
彼は小説家志望でありながら、職を求めてこの地へ訪れました。
希望する職は、閉鎖されている時期限定のホテル管理人。
支配人は快く出迎えてくれるものの、「以前の管理人は心が孤独に侵され、家族を斧で殺して自身も自殺したんだよ。」と説明を受けるジャック。
しかしジャックはそこまで深く受け止めず、あっさりと管理人の仕事を引き受けてしまうのでした。
ストーリーが始まってものの数分で不穏な空気が流れ始めます…。
山上ということで本当に積雪が酷く、閉鎖期間は外にも出られなくなってしまうんです。
鑑賞している私たちですら、閉鎖されているホテルの中にいるような窮屈さを覚えてしまう程。
そんな中である程度の時を過ごさなくてはならない、考えるだけで気が滅入ってきますよね……。
主人公の息子は超能力者「シャイニング」に目覚める?
主人公のジャックは単身者ではなく、妻子持ちの男性です。
支配人の恐ろしい話を深く考えず仕事を引き受けたので、愛する妻と息子を連れてホテルで過ごすことになりました。
息子のダニーはまだ幼い子供なのですが、ホテルの料理長・ハロランと顔を合わせた際にとんでもない能力を発揮します。
それはなんと「超能力」。
ハロランも超能力の持ち主であり、二人はジャックと妻・ウェンディが席を外した際にテレパシーで会話を始めるのでした。
ハロランはこの能力を「シャイニング」と呼びます。限られた人間しか持たない、特別な力だそう。
まだダニーはホテル内を巡ってもいないのに、「このホテルには何かがいる。237号室は何がある?」とハロランに問いかけます。
しかし彼は何も無い、と強い口調でダニーを咎めました。
この超能力が一体どのように作用していくのか、ホテルには一体何がいるのか?
先が気になってあっという間に時間が過ぎ去っていく作品です。
まだご覧になってない方はこの機会にぜひ!
まとめ:シャイニングはホラー×超能力の新鮮な映画です!
1980年に公開された映画にも関わらず、どこか新鮮味のある『シャイニング』。
超能力モノというよりかは、ちょっぴりミステリーチックでありながら心理的にゾワゾワくるホラー映画といった感じです。
出ている役者さんの演技が本当に素晴らしく、中でも主人公役のジャック・ニコルソンの表情の使い方が恐怖そのものでしたね…。
完結編の『ドクター・スリープ』では、より一層「シャイニング」の能力について興味が深まるはず!
ネタバレしてしまうので詳しくは書けませんが…。
興味がある方は『シャイニング』、そして完結編である『ドクター・スリープ』を是非一度ご覧になってみてください!