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「即位礼正殿の儀」の歴史と謎を紐解きつつ、玉座「高御座と御帳台」を鑑賞レポート!

即位礼正殿の儀

出典:https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kouikeisyou_gishikitou/seidennogi.html

歴史大好き!霊媒体質のハルミです。

今回は、実際に天皇陛下が即位礼正殿の儀で使われた「高御座と御帳台」を観に国立博物館へ行ってまいりました。

ちなみに、去年は皇居へ「大嘗祭」のレポートもしてきましたので併せてどうぞ。

大嘗祭【宮中祭祀】天皇陛下の代変わり!「令和の大嘗祭」体験レポート

「即位礼正殿の儀」の歴史を紐解く

トーハク

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8

即位礼正殿の儀が現在のような形になったのは平安時代初期からで、令和の現在まで変わらず代々の天皇に受け継がれてきたものです。

昭和天皇までは、京都御所の紫宸殿(ししんでん)で行われましたが、招かれたのは当時の総理大臣など国内の要人のみでした。

現在のように、各国の要人を招いてTV中継する形式になったのは平成になってからです。

それと同時に即位礼正殿の儀の場所も京都御所から、皇居の宮殿正殿で行われるようになりました。

 

実際に「高御座と御帳台」を観に行ってきた!

写真は個人使用以外での公開は不許可となっていました。

金属探知機を使っての厳重な警備の中、ガラス越しに拝観。

絢爛豪華という煌びやかではなく、ずっと観ていても飽きがこない品がある美しさがあります。

即位礼正殿の儀でしか使わない高御座と御帳台は、八角形の屋根を支える柱や金や様々な色を引き立たせる漆黒が印象的でした。

この黒があるから、金は更に輝き色は鮮やかに強調されるのだなと、納得です。

金細工や表に見える装飾は文句なしに素晴らしいのですが、それらを更に上品に見せるのが黒の漆塗り。

漆は一回塗ると丸一日以上置かないと、乾かないのですが、改めて漆塗りの素晴らしさを目の当たりにしました。

さらに上に飾られている鳳凰は、眩しくて見られないほどです。

照明のせいか、上の部分が眩いぐらいで見ることができませんでした。

後に資料として写真を見返すと、高御座の屋根の上に丸鏡が並べてあるのを発見。

眩しいのは、この丸鏡が照明の光を跳ね返していたからだと分かりました。

それに対して御帳台には、鏡がない!

展示では、後ろの階段も見る事ができました。

朱色の階段に、赤い布で覆われてた内部は、天皇陛下の祖先とされる天照大御神の太陽を現すのだろうか?と、色々と想像を掻き立てられる展示で本当に行って良かったです。

 

「即位礼正殿の儀」についての謎

参拝者

通例ならば天皇陛下の崩御の場合は、自動的に皇太子が天皇陛下になります。

今回は近代史上前例が無い、譲位による即位でした。

何故、即位礼正殿の儀と「剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)」を五月一日にいっぺんにやらないのか?

まずは国賓を招くための準備や警備する人員を全国の警察に要請、自衛隊の祝砲の準備などなど日本全国から優秀な警察官が集結して、厳重警備にあたるそうです。

次に高御座と御帳台の輸送や修復にも時間がかかる事、天皇陛下(現・上皇陛下)の任務もこなしながら歴代天皇陵への退位の報告・それに伴う準備などをこなさなくてはなりません。

八十代中盤の体力で、スケジュールをこなすのは想像を超えるハードな御公務だったと思います。

三種の神器と国璽・御璽を継承する儀式「剣璽等承継の儀」が行われる五月一日まで全て回りきれず、令和を跨いで全ての天皇陵を回りました。

更に『新しい天皇陛下になりました』という歴代天皇陵の訪問を経て、正式に即位しましたと国賓をお招きして、高御座と御帳台に上がって即位するそうです。

高御座と御帳台を見る列に並んでいた時に、たまたまいたご年配の方々から、

顔つきが変わった」

「品格が増した」

などの声が上がりました。

高御座と御帳台には、私達には分からないものが存在するのでは?

現在、天皇制の研究家が古文書からその謎を解いている最中だそうで、どんな結果になるか、楽しみです。

 

「即位礼正殿の儀」は宮内庁職員の晴れ舞台でもある

当日はギリギリまで雨でしたが、晴天なら鉾の下には弓矢や盾、陛下がお出ましになる鐘を鳴らすなど、まるで平安時代にタイムスリップしたかのような装束を纏った宮内庁職員の方々がズラリと並びます。

もしかすると、宮内庁職員として入った年に平成の即位礼正殿の儀を目の当たりにして、時を経て若い職員に伝える、または同じ職で平成・令和の時代の天皇を見届けた職員もいるかもしれません。

そう考えると儀式の継承は令和の、その先の世代にも伝える事は容易なことではないのだなと感じました。

決して曲げてはならない事の難しさも、ひしひしと伝わってきました。

 

まとめ:そこでは脈々と受け継がれていく儀式と魂が感じられた

平成から令和の移り変わりはとても明るいように感じました。

笑顔で「ありがとう平成!」と渋谷でカウントダウンしている姿を見ていると、「本当にそう言える世の中が来たんだ」と感動を覚えるほどです。

今回ご紹介した「高御座と御帳台」は皇居での役目を果たした後、三月の京都御所の公開が終わると次の出番まで非公開となります。

次に見られるのは何十年も後になると思うので、この機会を逃さないでくださいね。

ハルミ

京都にお立ち寄りの際は、是非とも拝観してみてください!

参考資料・無料パンフレット「特別公開 高御座と御帳台」

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1994

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