こんにちは、霊媒体質のハルミです。
突然ですが、霊道と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
「常に霊がいそう」「悪い事が起こりそう」など、いいイメージは少ないでしょう。
今回は私の実体験を元に、霊道の通る家で起こった出来事を紹介していきます。
ハルミ
霊道についても詳しく説明しますので、是非ご一読ください。
霊道とは?基本的な知識を押さえよう!
霊道は文字通り、霊が通る道の事を言います。
霊道のある場所は、病院や神社仏閣、お墓が密集している場所に多いです。
また、元処刑場などの心霊スポットが近くにある事も多々ありますね。
霊は不浄霊として神社を通ってから成仏する場所へ向かうか、グルグルとその周辺を回っているのだそうです。
加えて、霊道が通る場所は一階などの低地に限らない事は頭に入れておいてください。
霊道が通る家に住んでいた時に感じた「居心地の良さ」
とある区のマンションへ引っ越しをして、初めて一人部屋を貰ったのは、狭いながらも居心地がいい部屋でした。
高校受験が近かったので、一人で勉強と言いながら、小説を書いていました。
高校に進学して、部活が終わってからは遊びにも行かず、自宅で懸賞小説を書く毎日。
そんな生活の中で、家の手伝いでベランダで洗濯物を干していた時、視界に写る下の木に向かって、引っ張られる感覚を何度も感じました。
その場所をじっと見ていると、気がつけばベランダから落ちそうになっていたのです。
慌てて自室に戻ると、私の部屋は妙に落ち着くことに気が付きます。
でもベランダに行くと無意識で飛び降りたい衝動に駆られる、絶対に気を取られてはいけないと自分の家なのに気を張る日々を過ごしていました。
そして、「ずっとこの部屋で平穏に過ごしていたい」という願いは、両親によって打ち砕かれてしまうのです。
部屋の移動をきっかけに「異変」が始まった
弟が高校受験になるのを機に、私は例のベランダの部屋に追いやられました。
部屋を変えてから耳鳴りや、誰かの喋る声が絶えず聞こえるようになったのです。
「あの木さえ気にしなければ大丈夫だ」と思い込み、自己暗示をかけようとしていました。
課題をこなしながら毎日毎日変な感覚と、誰かが絶えず話しかけるイライラで、眠れない夜も数多くありました。
不思議なことにそれと比例して、小説の作品を書くスピードは早くなり、ひとつのヒラメキから、あっという間に短編小説を書き上げるのが常になっていたのです。
実際に月締めの小説投稿で、女性ペンネームと男性ペンネームを使って短編小説を毎月2〜4本を書き上げて、一年間編集部に送っていました。
それと並行して、同人誌の制作・ゲスト執筆・合同誌の企画と執筆などもこなしていたので、いっとき「化け物」と言われてましたね。
心身共に衰弱状態へ…そんな中で見た奇妙な夢
それでも更に不眠は進んで、身体を全く休める事ができない。
会社へ入社した後も不眠と吐き気に悩まされうつ病を発症し、退社。
医師にも心を開けない、家族に見放される、完全に孤独な状態へと陥っていったのです。
普段は不眠にも関わらず、今までの疲れからか深い眠りに落ち、普段は滅多に見ない夢を見ました。
なんとなくトンネルの中のような感じがして、身体はとても軽く普段の疲れも感じません。
とりあえず、行きたい方向へ行こう。
向こうの賑やかな所へ行こうと進んだその瞬間、白いスーツの誰かが、
「そこに行ってはいけない」
そう言って、これ以上進めないようにと抱きしめられていました。
白いスーツの誰かに嫌な感じはありません。
逆に、ここは本当に来てはいけない場所だとハッと気がつきました。
白いスーツの誰かと子供のように手を繋ぎ、当初進もうとしていた反対の道を歩いていたらいつの間にか布団の中でした。
この夢を見てから「何もしたくない」「このまま消えていい」と思っていた気持ちが少しずつ無くなっていきました。
この出来事から数年後、ようやく引っ越しをすることに。
原因不明の声は聞こえなくなったのですが、今まであった作品に対するヒラメキみたいなものは徐々に失われていきました。
それにより、作品が全く書けない状態が数年続くこととなったのです。
時を経て分かった霊道との付き合い方
それから更に数年後、ネットで知り合った方々とオフ会をしました。
参加者は年上の方がほとんどで、何故か霊感の強い方が数多く集まっていました。
その中の一人の方が、私の頭上を指差して
「頭の上、霊道だよ」と言ってきたのです。
あまりにさらっと言われたので少し驚きましたが、頭上に意識を向けても嫌な感じが一切しません。
ここは住む場所じゃないから違うんだと、その時は変に納得してしまいました。
さらにそのお店はビル内にあったことから、霊には高さの概念が無いこと、土の下にも霊道がある事に気が付きます。
色々と考えていく中で霊道との付き合い方が段々とわかってきたので、下記にまとめていこうと思います。
仕事部屋や店舗に向いている
オフ会が行われていた場所は、話す事が苦手な私でも珍しく楽しいひと時を過ごせた場所でした。
霊道は、アイデアや仕事の縁を持って来てくれる事があるそうです。
私自身も霊道の通る部屋に住んでいた時は作品を量産することができていました。
その経験から、霊道のある部屋は仕事場に適していると感じています。
寝室には不向き
絶えず人間が通る環境でリラックスするのは難しいですよね。
それと同じ理由で、霊感がある人間にとって霊道の通る部屋は最も安らげない部屋になります。
特に、病弱な方と霊道の部屋は最悪の組み合わせです。
この場合は、寝室の移動を強くお勧めします。
姿見を使わない時は布で覆うべし
鏡は霊道を繋いでしまいます。
もし家の中で変な現象に悩まされているなら、家にある姿見にカバーをつけるか、場所を変えたりしてみてください。
それで現象が止まったりすることもあります。
私は以前、姿見を使わない時は必ず布で覆っていました。
嫌な気配や心辺りがある方は、是非試してみてください。
神経質になるのは良くない
実はこれがシンプルで究極の霊道との付き合い方です。
とにかく無視する、何があっても無視する。
「私は霊を一切信じない」という頑固な姿勢くらいが、ちょうどいいかもしれません。
生きる事にがブレない方は、霊もちょっかいをかけないのでそのまま貫くことをおすすめします。
霊道のある家に住んでも霊感はアップしない!
霊道がある家に住んだからといって、霊感はアップしません。
常に人が通るような環境に近いので、自宅とはいえ精神が壊れる可能性すらあります。
耳栓しても、頭の中で常に誰かが話しかけてくる状態に私は耐えることはできませんでした。
霊道の通る家に住みたいと考えている方は、ある意味命と引き換えだという事を肝に銘じてくださいね。
まとめ:霊道物件はできるだけ避けて。万が一住んでしまった場合は、利用する意識で!
物件選びをする際は家の綺麗さや立地だけで判断するのではなく、神社や病院の位置なども確認しておきましょう。
もし霊道の通る家に住んでしまっても、
- 違和感を感じたら寝る場所を変える
- 仕事部屋として使う
- 姿身は布で覆って霊道を塞ぐ
などの工夫で乗り切る事は出来ます。
部屋に入ったときに「嫌な感じ」がしたら、自分の勘を信じて不動産屋さんに聞いてみてください。
在宅ワークなどで職場と自宅を兼ねている場合は、霊道がある部屋を仕事部屋にすれば霊道を味方につける事が出来ます。
霊道を恐れるのではなく、味方にして利用する。
その意識を持って過ごしてみてください!
ハルミ
でも無理はなさらずに。
体が変調をきたした時は、我慢せず引っ越しを検討してくださいね。