こんにちは、自称妖怪のたかなし亜妖です。
最近風邪を引いてしまい、妖怪も風邪を引くもんだな〜としみじみ感じている今日この頃です。
さて、今回は幽霊屋敷として名高い「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」について解説していこうと思います。
ハロウィンシーズンにぴったりな内容だと思うので、心してご覧くださいませ。
呪われたお屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」とは?
出典:Wikipedia
上記のお屋敷が「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」です。
別名、ウィンチェスターハウスとも呼ばれています。
アメリカのカリフォルニア州に実在する幽霊屋敷で、階数はなんと7階建て。
部屋やドア、階段の数も桁違いで、エレベーターも3つ完備されている、なんとも不思議な建物です。
中のデザインも一風変わっており、とても人が住むのに適したお屋敷ではありません。
やたらと細い廊下や床の無い部屋、壁に刺さっている階段などまるで見世物のような造りをしています。
しかし、驚くべきポイントはそこだけではありません。
実はこのウィンチェスターハウス、1844年から1922年までの38年間、延々と増築工事が行われていたのです!
工事と言えば昼間に行われて、夜には職人さんが撤退するイメージがありますが…
ここでは、毎日(24時間)増築が行われていました。
38年間延々と工事、聞いているだけで頭が痛くなりますね。
ウィンチェスターハウスが38年間増築されていた理由
元々、この屋敷はオリバー・ウィンチェスターという方の物でした。
彼は銃を扱う会社「ウィンチェスター社」の社長であり、アメリカ有数の大富豪だったそうです。
ウィンチェスターM70、またはモデル70(Winchester Model 70)は、1936年にM54の後継としてウィンチェスター社が販売したボルトアクションライフルである。https://t.co/PWRFht92I8 pic.twitter.com/8MN0IycyHc
— 狐十八 (@5108nk) March 25, 2019
しかし、そんなある日ウィリアム家に不幸が訪れます。
1866年に生後1ヶ月にも満たない孫娘のアニー、1880年にオリバー、そして翌年1881年に息子のウィリアムまでもが立て続けに亡くなってしまったのです。
そこで一人残されたウィリアムの妻・サラは深い悲しみに暮れ、すがるように霊媒師へ助けを求めました。
すると霊媒師より、衝撃の事実を伝えられます。
「今までウィンチェスターの銃で命を奪われてきた人たちの呪いだ」と。
その霊媒師は続けてこうアドバイスしたそうです。
「亡くなった人々の霊は、なかなか居なくなりません。彷徨い続ける彼らの居場所を確保し、鎮めるために家の増築をするように」
サラはこの辺ぴなアドバイスを受け入れ、生きている間(38年間)は休む事なく屋敷を増築し続けたというわけです。
ちなみに増築には推定550万ドルもの費用がかかっているそう。
アメリカ有数の大富豪だからこそ、ここまで家を大きくできたのでしょうね。
出典:Wikipedia
アメリカ屈指の観光スポットとなった「ウィンチェスターハウス」
ウィンチェスターハウス行ってみたいなぁ😊✨
中どうなってるんだろぉ((๑✧ꈊ✧๑)) pic.twitter.com/gtL55ICDEi— FREDDY (@boku_inakamono) October 13, 2019
ついに長年の夢だったウィンチェスターミステリーハウスに訪問したよ!!
本当に感動した…!!! ゾクゾクのワクワク!ホーンテッドマンションの遺伝子をバチバチ感じました!最高の建築です!#ジャンクションファーフロムホーム pic.twitter.com/a7lAhm3ngb
— ジャンクション🤠 (@Junction_1031) September 21, 2019
かつては心霊現象も噂されていたウィンチェスターハウスですが、現在はアメリカで有名な観光地として親しまれています。
ハロウィンの時期や13日の金曜日には肝試しツアーが行われることもあり、オカルトファンにはたまらないスポットと言えるでしょう。(私も行きたい!)
ちなみに、ガイド付きツアーに申し込む以外、屋敷に入れる方法はないようです。
入場料もかかりますので、観光に行かれる際はご注意ください。
ガイド付きでないと入れないと聞くと、若干闇の深さを感じてしまいますが…
今でも心霊現象は起きるのでしょうか?、非常に気になりますね。
屋敷内部の写真撮影は可能のようですが、何か変なものが映るかもしれないのでご注意を。
以上、たかなし亜妖の最も行ってみたい心霊スポット「ウィンチェスターハウス」の紹介記事でした。
たかなし亜妖
もしアメリカへ行く機会があれば、ぜひ足を運んでみて下さいね!
文