こんにちは、歌える文筆家こと萌子です。
さて、前回は関東の事故物件・心理的瑕疵物件をご紹介しましたが…

今回は関西&東海編の紹介をしていこうと思います。
萌子
前回に引き続き、今回紹介する物件もかなりこわ〜い体験をしているので楽しんで頂けましたら嬉しいです!
第5位『気配を感じる団地』
愛知県名古屋市、1位の物件から近い団地でここには叔母一家が住んでいました。
三姉妹の次女と特に仲が良く、いつも泊まりに行き来しており、この団地の部屋にも何度か泊まりに行ったことがあります。
私はハッキリと姿を見たわけではありませんが、夜中になるとキッチンのほうに必ず何者かの気配を感じることが多かったのです。
あまりにその回数が多かったので、母に「おばちゃん家、夜誰かいる、怖い」と言うと母は
「あぁ、そっかそっか、怖かったか。」と当時は誤魔化されたのですが、引っ越し後に高齢男性の霊がいたと教えて貰いました。
第4位『テレビの途切れる家』
こちらは名古屋市内。
私が住んでいた当時は高層マンションでした。
今はもう10階以上は珍しくありませんが、当時はとても目立つマンションだったようです。
こちらに暮らしていたのは2.3歳の頃でした。
その頃母は夜シフトの仕事をしており、私を託児所に迎えに行って帰宅すると深夜になっていました。
大体私は寝ていたのですが、時々目が覚めることがあり、その際には必ず「今日の放送は終了した」というアナウンスの時だったのです。
サティという音楽家のジムノペディというピアノ曲がゆったりと流れる中、画面が乱れだします。
すると母は「また、邪魔しとるわ」と言いました。
大人になってから母に尋ねたところ、やはり霊によるイタズラだったそうです。
当時珍しい高層マンションから飛び降りた人だったと言っていました。
第3位『子猫の遊ぶ家』
ここは三重県桑名市のアパートです。
いくつかアパートが建ち並ぶ中の、真ん中の棟でした。
小学2年の頃に半年ほど住んだアパートになります。
転校や引っ越しばかり、かつ引っ込み思案だった私はあまりその学校では友達が出来ずにいました。
そこで父が子猫を知り合いから譲ってもらったのです。
弟が出来たようで嬉しかったのを今でも覚えています。
「ケント」と名付けられ、子猫らしくやんちゃでよく遊ぶ子だったのですが、いつも何かにじゃれついたり、飛び掛ったり、すり寄ったりと不思議な行動が多かったのです。
やっぱりまた何かいるんだなぁと、子供ながらも気付いて母に聞くと「うん、犬。2匹。」とアッサリ答えてくれました(笑)
それでいつもと違って、サッと通り過ぎる影しか見なかったのかーと納得。
興味本位で記事を書きながらGoogle Earthを見ていたら、まだアパートはあり、木の陰にちょっと怪しいのが…気のせいという事にしましょう!
第2位『知らない友達が来る家』
こちらは滋賀県彦根市の大きな一戸建て。
庭でBBQができるような家でした。
先ほどの「子猫が遊ぶ家」のすぐあとに住んだ家になります。
前のアパートとは違い、大きな一戸建てで庭も広いのでクラスメイトが放課後集まる家になっていました。
母も初めて友達がたくさんできた事を喜んでくれて、いつもお菓子や飲み物を振舞ってくれたんです。
時々、ジュースのコップの数が多かったのもそりゃ動き回る小学低学年の児童が常に5〜8人居れば、よくあることかもしれません。
ですが後日、母には「クッキリ見えていたから分かんなかった」と言われました。
ある日の放課後、1人で自室にいると母から「いい加減帰りなさいよー!」と声を掛けられます。
意味が分からず階下に降りて母に訊ねると、2階から足音や子供の話し声がしていて、いつの間にか友達を呼んだのかと思われていました。
第1位『呪われている家』
関西東海では最恐というか、ゾッとするというか。
愛知県名古屋市の平屋建ての長屋の物件です。
小学1年生の頃に住んでいたのですが、本当に怖かったので語らせてください。
それまでは母がオバケが見えるってことは知っていたし、母も「霊」は見えて信じていたけれど呪いの類いはピンと来ていないようでした。
またすぐ引っ越すし、と住んだ木造の古い平屋建ての長屋は4世帯が暮らしていて…
って今の若い方は長屋って分からないですよね?
今で言うメゾネットタイプのアパートの1階建てのやつです。
まぁ、そんな長屋に奥から老夫婦、お婆ちゃん、お婆ちゃん、我が家という並びで暮らしていました。
すごくお年寄りの多い地区で、うちにもさまざまなご高齢の方が遊びに来ていたのです。
すると突然、一番奥の老夫婦のお爺ちゃんが亡くなりました。
そして1ヶ月も経たないうちに奥さんであるお婆ちゃんまで亡くなり、仲が良いねと近所のご高齢の方もご夫婦を偲んでいたのですが…
その2ヶ月後、2番目のお婆ちゃんが入院、そのまま帰らぬ人に。
そして老夫婦が亡くなって半年、お隣のお婆ちゃんも亡くなりました。
長屋にはもう私達家族しかおらず亡くなられたのも高齢だしと思っていて「次はうちだったりしてね」と冗談で言っていたんですけど、冗談ではなくなりました。
我が家に週4くらいで遊びに来て、昼過ぎから相撲が終わるまで入り浸っていた近所のお婆ちゃんが亡くなったんです。
これは普通じゃない!と慌てて引っ越し。
あの長屋はなんだったんだろうと今でも謎ですし、怖いです。
まとめ:恐怖物件は身近な存在です。どうかお気をつけください!
いかがでしたか?
本当に事故物件は全国各地にあります。
それこそ、関西関東に分けましたが、他にも私が住んだのは新潟の物件もありますし、泊まったホテルで恐怖体験というのも何度もありました。
ただ、1位の家は本当に恐ろしかったです。
幸い今住んでいる物件は、たまに遊びに来るくらいで定着しているのは居ない為、快適な暮らしができていますよー!
▼お時間がある方は、関東編もご覧ください。
