皆さん、こんにちは!
冬にお布団から出られないのは妖怪のせいだと思っている萌子です。
今回は、妖怪マニアである私が「超怖い最強最悪の妖怪7選」を独断と偏見で紹介していこうと思います!
妖怪好きの方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。(^ ^)
萌子
皆さんはどんな妖怪がランクインすると思いますか?
第7位:鎌鼬
引用:https://www.pinterest.jp/pin/499547783670808179/
「鎌鼬(かまいたち)」はつむじ風に乗って現れる動物型の妖怪です。
1匹目が人を転ばせて、2匹目が鎌で切り裂き、3匹目が薬を塗って止血をすると言われています。
風の強い日に痛みもないのに「こんな所切れてる!?」という事があると鎌鼬の仕業なんだそうですよ。
三位一体となってイタズラをしてきますが、かすり傷程度で痛みも無く、出血もないのならまだマシかな?とも思いますが、身に覚えが無い傷ってイヤですよね。
萌子
なんかちょっとモヤッとくる妖怪がランクインです!
第6位:橋姫
引用:https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiGazouCard/U426_nichibunken_0432_0006_0000.html
京都の宇治川に祀られているのが「宇治の橋姫」。
激しい嫉妬と憎悪から呪詛の神でもある貴船神社に何日も何日も詣でて
「とある女性を呪い殺したいので、私を鬼にしてください!」と願い続けました。
必死に何日も祈り続ける彼女の姿に同情した神様は「姿を変えて21日間宇治川に浸かってみなさい」と御神託を与えたそうです。
それを実行した橋姫は生きたまま鬼となり目的の女性、その恋人、親類者など周辺の人などを殲滅しました。
また「姿を変える」のその姿や、何日も詣でることなどが「丑の刻参り」の原型となっています。
橋姫神社に祀られているので京都旅行などの際に足を運んでみるのもオススメです。
萌子
丑の刻参りという呪いの儀式の元祖だなんて、恐ろしいですよね!
第5位:牛鬼&濡れ女
引用:http://meiteisen.blog.shinobi.jp/%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%80%80%E3%83%9A%E3%83%B3%E7%94%BB1/%E7%89%9B%E9%AC%BC
牛鬼も濡れ女も海の妖怪ですが、厄介なことにこの妖怪たちはタッグを組んで人を恐怖に陥れるというとんでもない妖怪です。
牛鬼は顔が牛、体が鬼または蜘蛛と言われおり、濡れ女はその名の通りびっしょりと濡れた女性の姿をしています。
赤ん坊を抱いている濡れ女が、赤ん坊を預かって欲しいとお願いしてくるのですが、赤ん坊を預かると段々と石に変化し手に吸い付くので重くても手放すことができません。
そうして困っている間に濡れ女は海に帰り、入れ代わりで突撃してくるのが牛鬼なのです。
また牛鬼は地方の伝承によっては、出会っただけで病に罹る、討伐した後も呪いを掛けてくるなどの逸話が残っています。
萌子
まさかのコンビで襲ってくるなんて、怖い上に狡い!!
第4位:山姥
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%A7%A5#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Suushi_Yama-uba.jpg
山姥(やまんば、またはやまうば)は山奥に住んでいる老婆の妖怪です。
山の中で迷ってしまった旅人に食事や寝床を提供してくれる、と聞くと優しい妖怪に思えるのですが、旅人が寝入った頃に襲って喰うと言われています。
また、山姥は他にも「安達ヶ原の鬼婆」、昔話の「3枚のお札」などに登場し怖いイメージが定着しているのですが、実は良い山姥も存在しているのです。
その良い山姥と怖い山姥のギャップにちょっと戸惑ってしまうかもしれませんね。
萌子
金太郎(坂田金時)の母親が足柄山の山姥だったという伝説も残っています!
第3位:絡新婦
引用:https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68324900
絡新婦(じょろうぐも)は昼間は美しく色気のある女性の姿をしており、幾多の男性を惑わせます。
そして夜、男性が下心を持ってその女性と部屋に居ると女性は恐ろしい蜘蛛の姿に変わってしまうのです。
そして逃げ出そうとしても蜘蛛の糸に絡め取られてしまい、逃げ出す事も叶いません。
そして蜘蛛の糸で縛り上げられた男性は毒で弱らされてしまい、ぐったりとした所で生き血を啜られると言われています。
萌子
そんな美女の妖怪であれば、喰われた男性も数知れずだろうと言う点で3位にランクインです!
第2位:九尾の狐
引用:https://twitter.com/ukiyoeota/status/506673532214841344
3位に引き続き、美女として有名な妖怪と言えば「九尾の狐」
日本の玉藻前だけではなく、中国の妲己、インドの花陽夫人としても国を傾けてきた大悪女です。
ともすれば国ごと滅ぼしかねないその美貌と妖力は圧倒的!
また、倒された際にも「殺生石」という石に変わり、毒ガスを撒き散らし続ける執念深さも怖いですよね。
殺生石は実在しており、栃木県にありますので是非一度観に行ってみてはいかがでしょうか?
萌子
妖怪ものの作品には大体登場する知名度もあり、堂々の2位!
第1位:輪入道
引用:http://mizuki.sanin-k.com/mizukiroad-21.html
輪入道はその名前の通り炎の付いた大きな車輪の中央に大きな男性の顔が付いている妖怪です。
夜な夜な街中をうろうろしており、その姿を見た者の魂を奪っていくと言います。
そうなんです、この妖怪「遭遇しただけで死んでしまう」というかなり理不尽で迷惑な妖怪なんです!
ゲゲゲの鬼太郎ファンの間でも最強の妖怪ランキングで上位にランクインするなど人気の妖怪でもあります。
けれどこの最強の妖怪にも弱点があり、「此所勝母の里」と書いた紙を家の戸に貼っておくと近付くことができないそうです。
萌子
夜は出掛けず、お札を貼っておけば何とかなる!…はず。
まとめ:今回は怖い妖怪を紹介したけど、優しい妖怪もいるから安心してね!
本記事では、妖怪マニアの視点から「超怖い!最強最悪の妖怪7選」を独断と偏見で紹介してきました。
ちょっとイヤだな…という妖怪から絶対に遭遇したくない妖怪まで、怖い妖怪は他にもまだまだ居ます。
しかし、妖怪の中には「そこまでやってくれるの?」というほど人間に良くしてくれる妖怪も存在しているので、妖怪だからといって反射的に怖がらないであげて欲しいです。
人間にだって良い人・悪い人が居るように、妖怪にも良い妖怪・悪い妖怪が居るって事なので!
萌子
良い妖怪についても、その内まとめてみたいと思います!
そのときはこちらの記事に追記しますね。