こんにちは、デスヴォイスが得意なお人形こと萌子です!
実在する呪いの人形をモチーフとした映画『アナベル 死霊博物館』が絶賛公開中ということで…
今回は、我が家に眠る曰く付きのお人形を6体ご紹介していこうと思います。
流行りの映画に乗じて全世界の人々に発信すれば、ちょっとは大人しくしてくれるかな…?
そんな淡い期待を抱きつつ、画像付きで1体1体紹介していきますね。
お人形が好きな方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
構ってちゃんでイタズラっ子な、赤ちゃん人形とビスクドール
これから紹介する曰く付きのお人形さんは、どの子も中古のお人形です。
一気に3体紹介していくので、1体ずつ見ていってください。
赤ちゃん人形のミシェル
まず1体目の人形は、「ミシェル」と名付けたお人形です。
大きさは人間の赤ちゃんと同じくらい。
この子は私が中学生の頃にフリーマーケットでお迎えした人形で、人間の赤ちゃんが着るお洋服をフリーマーケットで一緒に買って、よく着せ替えて遊んでいました。
ビスクドールのエスメラルダ
2体目の人形は、私が20歳の頃にリサイクルショップでお迎えしたお人形です。
この子は座っているタイプのビスクドールで、深い緑色のドレスを着ていたことから「エスメラルダ(スペイン語またはポルトガル語でエメラルドの意味)」と名付けました。
大きさ比較的小さめで、エメラルド色のアンティークな鳥籠に飾って眺めていました。
ビスクドールのリズ
最後の1体はかなり古いもので、いつどこで入手したのか全然覚えていません。
名前は「リズ」、靴が片方しかない子です。
上記で紹介した3体のお人形以外にも、
- 20体近いビスクドール
- 30体近いリカちゃんやジェニー、バービー人形
- 自分より大きなクマやパンダのぬいぐるみ
などなど、たくさんのお人形さんに囲まれて暮らしていました。(ちょっと多すぎますね。笑)
そのため毎日お人形さんたちに向けて、「みんな、おはよう」「みんな、ただいま」「みんな、おやすみ」と声をかける日々を過ごしていたわけです。
そんな私も成長し、結婚を前提に同棲することが決まったため、ほとんどの人形は実家に置いていきました。
すると実家で、幼い女の子の笑い声、拗ねた声、足音などが頻発しだしたそうなのです。
そしてある日、母が「家具を買いたいから人形の箱を処分したい」と言うので、私は人形を色んな方にお譲りすることにしました。
霊感のある母は「この子とこの子、この子はダメ、置いといて」とエスメラルダとミシェルとリズを抱き上げます。
「あれ?母さんこの子達を気に入ってるの?」と聞くと「寂しいからってイタズラするのよ、この子達は」とのこと。
なんか視線感じる子たちだなと思っていたら…やっぱりそういうことでした。
今は箱から出して3体並べて飾っているのですが、構ってちゃん同士で相性が良いようです。
仲良くおしゃべりはするものの、イタズラ自体はなくなったそう。
それでも相変わらず「ミシェルはワガママ」「エスメラルダはおしゃべり大好き」「リズは寂しがり屋」なんだそうで、時々母が話し掛けてあげるんだとか。
この話を聞いたとき、家を出ていって寂しいのは親だけではないんだなと感じました。
今は実家に帰ったときは「みんな、ただいま」と声を掛けるようにしています。
粗末は厳禁!強い念を放つ少女人形
この少女人形はいつから我が家にあったのか分からないほど古参の人形です。
一見すると、リカちゃん人形の双子の妹たちに似ていますね。
霊感の強い母によると、この人形はとても強い念を発しているようです。
大切にしまっておくのならお守りとして作用するが、その辺に出しっぱなしにして汚したりすると怒ってしまうと言われました。
今は実家ではなく自宅の可愛いハンカチなどが入った棚にしまっています。
時々チラッと顔を見ると、今でも強い念を感じることがありますね…。
ひな祭りを知らせてくれる雛人形
萌子
この子の写真は撮れませんでした。すみません…。
このお人形は正式に言うと雛人形ではありません。
着物を身に纏った少女の人形で、オルゴールがついたケースに入れられていました。
そのオルゴールが「うれしいひなまつり」という、お雛様の時期になるとよく聞く「あかりをつけましょ ぼんぼりに」の曲だったので、我が家では雛人形として扱っていたのです。
〜〜〜
それはまだ引っ越したばかり、ひな祭りの頃のお話です。
我が家は8段飾りのような立派な雛人形ではなく、このお人形さんを飾ってささやかな雛祭りを過ごしていました。
そのお雛様(と敢えて呼びます)は私が小学1年生の頃、叔父が働いていた会社の社内行事のお祭りで催されたバザーで購入したものです。
毎年お雛様の時期になると飾っていたのですが、中学生の頃からは父の寝室にずっと出してありました。
するとその年から、毎年2月末にオルゴールがポロン、ポロンと鳴り出すようになったんです。
まるで「今年も雛祭りが来るよ」と知らせるように、一音一音。
そのオルゴールが鳴ったら、普段よりも丁寧にガラスケースを拭いて「今年もお知らせしてくれたねー!」と母と雛祭りの準備を始めます。
桃の花を買って部屋に飾り、3月3日にはちらし寿司を作ってうずらの卵を頭にしたお雛様とお内裏様を載せてお祝いをするのが毎年の恒例行事でした。
その準備期間は毎日お雛様が鳴り続けて、当日は私がオルゴールのネジを巻いて「うれしいひなまつり」をちゃんと一曲流していました。
しかし、毎年あったこの現象も、私が21歳になった年に鳴らなくなってしまいました。
最後に鳴ったのは21歳の私の誕生日です。
3月が私の誕生日なのですが、「今年はお雛様鳴らなかったね」と寂しがっていたところ、誕生日にポロン、と鳴ってくれたのです。
きっとこのお雛様は私をずっと見守ってくれていて、成人を見届け「もう大人になったんだね、良かったね」と安心してくれたのかもしれません。
今では大切にしまってあるのですが、母の友人から「日本人形大好きでお迎えしたい」と言われているので近々お嫁に出す予定です。
ガッツ溢れるサルのぬいぐるみ
このお猿さんは今年の7月に入手したぬいぐるみです。
とあるぬいぐるみ系イベントのくじ引きで当たり、何種類かのぬいぐるみから選んで連れて帰ってきました。
他にクマやウサギ、ひつじなどもあったのですが、妙に心を引いたのがこのワオキツネザルのぬいぐるみです。
このワオキツネザルのぬいぐるみ、ベッドの上に他のぬいぐるみと一緒に置いているのですが、絶対にベッドから落ちないんです。
他のぬいぐるみが私の腕などに当たって落ちたとしても、この子だけは落ちない。
それどころかベッドから落ちたのがこのワオキツネザルくんだと思ったのに、朝起きると必ずベッドの上にいます。
ワオキツネザルの生態からして気の強い動物だったりするので、我が家のワオキツネザルくんも「絶対にベッドで寝るんだ!」というガッツが溢れているのかもしれません。
目付きのちょっと鋭いワオキツネザルくんですが、今日もベッドで他のぬいぐるみたちと仲良くやってくれています。
まとめ:曰く付きでも怖くないお人形はたくさんいるよ
本記事では、私の家に眠る曰く付きのお人形とぬいぐるみを6体紹介してきました。
読者の皆さんの中には、写真を見て何か感じる方もいらっしゃたのではないでしょうか?
我が家のお人形たちはアナベル人形などとは違って、悪意には溢れていない良い子たちばかりです。
この子達は、何か訴えたいこと・知らせたいこと・想いなどを何かしらの方法で人間に伝えようとしてくれています。
古代から子供のおもちゃとして、また祭礼や呪術にも使われてきた人形という存在ですが、私たちに似たその姿には魂が宿ってもおかしくはないと私は思っているのです。
皆さんの周りのお人形にも、もしかしたら何か宿っているかもしれませんよ?